自動化・カスタマイズ(Automation & customization)
RecurDynのカスタマイズ機能ProcessNetやeTemplateを使えば、通常のRecurDynのGUIを操作せずに機構解析を行うことが可能です。これにより、設計者が容易に短時間でモデルを作成、解析、結果評価できるユーザー独自の機構解析自動化ツール環境を構築できます。
ProcessNetによる解析プロセス自動化
ProcessNetは、RecurDynのGUIをコントロールするマクロ機能で、モデリングやポスト処理をカスタマイズし、自動化するためのプログラムを開発するツールです。VB、C#、Python環境でRecurDynのGUIに新たなダイアログを作成する等、ユーザー独自の環境を構築可能です。
ユーザー独自のダイアログを作成
諸元入力によるモデル作成が可能
ユーザーオリジナルの専用メニューアイコン
STEP関数を組合せた数式など、
様々な数式を容易に作成できるダイアログ
eTemplateによるExcel環境モデリング
eTemplateは、Microsoft Excelを利用したテンプレートモデリング機能です。モデルの情報をExcelで管理・確認できるため、より容易にモデル情報を把握することが可能です。また、使い慣れたExcelを使用することにより、独自の入力テンプレートも容易に作成することが可能です。
eTemplate
eTemplateはデータテンプレート機能と自動モデリングをサポートします。ユーザーは、容易に派生モデルを作成でき、モデル化の作業時間を軽減することが可能です。RecurDynの操作を覚える必要がありません。
RecurDynのGUI
通常、モデル作成にはGUIを使用します。このため、類似モデル、派生モデルを作成する場合にも、再度GUIを使用してモデル作成する必要があります。また、RecurDynの基本機能を習熟する必要があります。