SEMINAR・EVENT

セミナー・イベント

ユーザー会情報

ユーザー講演内容概略

会社名

日本精工株式会社 デジタルツイン推進室

ご講演者

持田 稜介様

講演タイトル

「軸受保持器の課題解決におけるRecurDynの活用」

講演内容概略

軸受は回転機械の支持として広く利用されており、軌道輪・転動体・保持器で構成される。機械の運転中に保持器は転動体と接触を繰り返すため、過酷な環境下では疲労破損や異音発生といったトラブルが発生することがある。こうした問題に対して、従来は試作と試験の試行錯誤による対策検討が主流であったが、より本質的な課題解決のために、RecurDynを利用した独自の軸受運動解析の活用を進めている。本講演では、軸受運動解析を保持器の関わるトラブルの現象解明および製品開発に活用した事例を紹介する。





大学校名

群馬大学 大学院理工学府

ご講演者

助教 神尾 ちひろ様

講演タイトル

「セルフロック機能を有する減速機構の解析」

講演内容概略

モータを駆動源とするアクチュエータなどの高効率化および省電力化を目指し、高い減速比とセルフロック機能を有するコンパクトな減速機構の開発を行っている。本発表では、RecurDynを用いたギアシステムのモデル化とその性能評価、および活用方法の検討を行った事例を報告する。





会社名

株式会社 豊田自動織機 コンプレッサ事業部 技術部 設計室 設計第5G

ご講演者

主担当員 太田 貴之様

講演タイトル

「カーエアコン用電動コンプレッサーの回転1次振動低減における機構解析の活用」

講演内容概略

BEV(バッテリー式電気自動車)に搭載される空調・熱マネジメント用の電動コンプレッサーには、小型化、静粛性、高効率、信頼性が求められている。その中でも特に静粛性のニーズが高く、エンジンがないBEVでは騒音が目立つことから、高レベルの振動騒音低減が必要である。
本講演では、電動コンプレッサーの開発において、設計の初期段階で活用している機構解析(RecurDyn)による回転1次振動の低減の取り組みと、多くの設計諸元や運転条件の影響を効率的に確認するため、最適化ツールを用いた寄与度分析を実施した事例について紹介する。




パートナー講演内容概略

会社名

プロメテック・ソフトウェア株式会社 海外事業開発部

ご講演者

アプリケーションエンジニア 西郷 伊織様

講演タイトル

「Particleworks ver.8.1新機能の概要とRecurDyn連成解析の事例紹介」

講演内容概略

プロメテック・ソフトウェアは、メッシュレスCFDをテーマに掲げ、MPS粒子法をはじめとする数値流体解析手法の新たな可能性を追求し続けてきました。本講演では、先日公開されたParticleworks ver.8.1で追加された新機能の概要をご紹介するとともに、RecurDynとParticleworksの機構-流体連成解析の多分野にわたる事例をご紹介します。




ファンクションベイテクニカルセッション内容概略

発表者

FunctionBay, Inc. Business Group Head of Sales Donghyup Shin

発表タイトル

「Recent news of RecurDyn in the world」

発表内容概略

世界市場におけるRecurDynの最新の活動や、RecurDynのケーススタディを紹介する。
また、最新のユーザー事例を通して、RecurDynアプリケーションの将来的な方向性についても紹介する。





発表者

ファンクションベイ株式会社 技術部 技術課長 近藤 真伍

発表タイトル

「V2025新機能紹介」

発表内容概略

RecurDyn環境に統合された設計最適化ツールキット"AutoDesign"がV2025で新たにリリースされる。また、Geo接触の摩擦計算における固着対応、新たな接触力計算オプションMPM、摩擦熱計算といった標準機能の向上に加え、伝熱解析の計算速度向上オプション、Bearing KSのオイルやグリースによる回転抵抗トルク考慮機能など各種ツールキットにおいても様々な機能が実装される。本セッションではV2025の新製品および主要な新機能を紹介する。
併せて、現在取り組んでいるRecurDynによるリアルタイムシミュレーションについても紹介する。





発表者

ファンクションベイ株式会社 技術部 技術部長 中山 史生

発表タイトル

「RecurDyn/AutoDesign 機構解析における設計最適化入門」

発表内容概略

AutoDesignは、メタモデルベースの逐次近似最適化手法を用いたRecurDyn専用設計最適化モジュールである。
本講演では、AutoDesignの機能や特長を事例を交えて紹介する。





発表者

ファンクションベイ株式会社 技術部 技術課長 後藤 雅和

発表タイトル

「F-Flex Thermal 伝熱解析が広げるMFBDの可能性」

発表内容概略

昨今、重要性の増す機械製品における熱の影響について、RecurDyn V9R4で実装されたF-Flexの伝熱解析機能により、熱膨張をはじめとする熱の影響を考慮した機械システムの解析が可能になった。
さらに、V2023で実装されたParticleworksとの双方向伝熱解析や、V2025で実装された接触摩擦熱の計算機能によって、熱の条件をユーザーが数値入力するのではなく、機械システムの挙動によって発生する熱や流体による冷却までも考慮でき、より幅広い解析対象を扱うことが可能となっている。本セッションでは、新機能を含む伝熱解析に関する機能を解析事例と共に紹介する。


*一部講演については、講演資料の配布はございません。
*内容が変更となる場合がございます。